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チアシードとは?その効能と食べ方とは?
コストコがまたもややってくれました!!
ちまたでダイエットフードとして大人気のチアシード907g入りを
驚きの1548円で販売していました。
どれくらい安いかは楽天なんかで調べて頂くか、他の方の記事を読んで頂くとして
今回は そもそもなぜこれほどチアシードが話題になっているのかの理由について
まとめてみました。
①マヤやアステカの人たちもスーパーフードとして食べていた!
コストコのチアシードはブラックチアシードでボリビア産です。
チアシードの原産地は南アメリカで、古くはマヤ文明やアステカ文明の人々の重要な食料であったと言われています。
そして、チアとは古代マヤ語で”強さ”を意味していたようです。
最近はダイエットのための食品としてもてはやされていますが、古代の人たちは非常に栄養価の高い食品として珍重していたようです。
その栄養素とは、まず食物繊維を非常に多く含みます。
妻と娘もヨーグルトにチアシードとオリゴ糖を入れたものを数日食べただけで便秘が改善されたようです。
オメガ3として最近話題になっているエゴマ油ですが、チアシードに含まれる脂肪分も主にオメガ3であるとされています。
更に、亜鉛、ナイアシン(ビタミンB3)、カリウム、チアミン(ビタミンB1)、マグネシウム、カルシウムなどをバランスよく含んでいます。
確かに、スーパーフードといわれる理由がわかりますね。
②チアシードには抗酸化物質が豊富!
老化や病気を引き起こす原因として活性酸素がよく取り上げられますが、要は鉄が錆びる原因は酸素と水ですよね。
つまり、体の中に活性酸素が多いと体を錆びつかせていくわけですが、この活性酸素を少なくしてくれる物質が抗酸化物質といわれます。
代表的なものとして、ゴマに含まれるセサミンや、ビタミン、カテキンやイソフラボンなどのフラボノイドが有名です。
チアシードには抗酸化物質であるビタミンB群やオメガ3に分類される脂肪分が多く含まれているために美容や健康に良いといわれている訳です。
③成分の半分以上は食物繊維!
パッケージの裏側の成分分析表を見てみると、食物繊維の含有量は何と56%と記載されています。
食物繊維のイメージとしてレタスがよく用いられますが、レタス一玉 約500gに含まれる食物繊維は5~6グラム程度といわれます。
成人に必要な食物繊維は男性が20グラム、女性が17グラムといわれていますのでレタスだと3~4玉を食べたいといけない訳です。 無理ですよね。。。
しかし、チアシードは半分以上は食物繊維だということは単純に40グラム食べればそれで1日分を賄うことができるわけです。
チアシード40グラムがどれくらいかというと、

こんな感じです。大匙で4杯分といったところでしょうか。
これなら、1日の食事の中で混ぜ込んで食べれますよね。
もちろん、他の食品の中にも含まれていますから、不足分を補助すると考えるとほんとにわずかな量で一日分の食物繊維に到達することが可能となるわけです。
④チアシードは高品位なプロテインを多く含んでいる!
パッケージの裏側の成分分析表によると、36g中に6gのプロテインが含まれているとなっています。
これは、全体の17%はプロテインであるということです。
プロテインとはタンパク質ということです。畑の肉といわれる大豆のタンパク質含有量は約30%程度です。
しかしながら、大豆には炭水化物も30%程度含んでいます。
チアシードの炭水化物含有量は約5%となっています。
チアシードは、食物繊維が多く、タンパク質も適度に含み、糖質が少ないといえますね。
⑤チアシードにはオメガ3脂肪酸を多く含んでいる。
オメガ3の脂肪酸は魚などに多く含まれれるDHAやEPAなどとエゴマなどに多く含まれるαリノレン酸などに分類されます。
もちろん、チアシードに含まれる脂肪酸はαリノレン酸を主成分としています。
αリノレン酸は体内でDHAなどに変換され様々な効能が期待されます。
ただし、DHAへの変換効率に疑問があり直接的にDHAを摂取するのに比べて効果に疑問があるとの研究も発表されています。
DHAなどのオメガ3系脂肪酸の主な効能は、
血流を改善し、血栓を予防する効能が期待されます。
サラダ油などに多く含まれるリノール酸に対して中和的に働き、アレルギーの抑制や大腸がんの抑制に効果があるとされています。
細胞膜を強化する働きがあり、細胞を活性化させしわやたるみを抑制し、アンチエイジングへの効能が期待されます。
うつ病の抑制が期待されます。特に出産後にはDHAやEPAなどが欠乏しやすく意識的に摂取することで産後鬱などの予防に効果を発揮すると考えられています。
⑥チアシードには骨を強くする成分が豊富
チアシードにはカルシウム、リン、マグネシウムが豊富に含まれています。
これは、牛乳のそれよりも多く含まれています。
チアシードはダイエットなどによって引き起こされがちな骨粗しょう症なども未然に防いでくれるともいえるでしょう。
⑦チアシードは様々な料理に混ぜても味を損なわない。
チアシードの利点は、上記のような様々な栄養素を含みながらも、そのものには特別な味や匂いがないという点は飽きずに継続して摂取するという点において非常に大きなメリットとなります。
水に浸すと、多くの水分を取り込みゼリー状の膜を作ります。
これはグルコマンナンと呼ばれるコンニャクなどに多く含まれる食物繊維の一種です。
料理にそのまま振りかけてもゴマなどのように独特の風味があるわけではないので、様々な形で活用することもできますが、やはり一番のおすすめは事前に水に浸してグルコマンナンを十分に引き出した形でスムージーやヨーグルトなどに混ぜて適量をバランスよく摂取することがおすすめです。
ただし、注意しないといけないのは意外とカロリーも多いのでむやみにたくさんとればいいという訳ではないので摂りすぎには注意しましょう。
大体、一日に大匙に1~2杯が目安となるでしょう。