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会員になるかどうか悩んでいる方へコストコ解説書
コストコが日本に進出して、はやくも15年以上が経ちました。
最初の1号店は福岡県久山町という、福岡市からは近いものの田んぼだらけの田舎町に見慣れない外国風の建物ができ、こんなところにお客さんがくるのかと誰もが思ったはずです。
もちろん、私もそんな中の一人でした。
それが、今や全国に20店舗以上を展開し、多くの関連書籍も出版されるほどの人気です。
久山店も最初のころはとても閑散としていましたが、今では多くの人がレジに並び、巨大なカートに多くの商品を入れています。
そこで、コストコ歴15年の私が、コストコ初心者というよりもこれから入会しようかどうか悩んでいる方に判断材料になればと思いポイントをまとめてみました。
すでにご存じかもしれませんが、コストコは会員制ホールセールクラブという日本にはあまり馴染みのない形態で運営されています。
つまり、お金を払って会員になった人だけが買い物できますよ。 ということです。
その入会金も決して安くはありません。
一般会員だと4000円(税抜き) 事業者だと3500円(税抜き)がかかります。
それでも、これだけの多くの人が入会するのには当然理由があります。その主な理由は
- 他のお店より安く購入できる。
- 他のお店に売っていないものが購入できる。
- 多くのデモ販売があり直接確認できる。
- 買ったものは理由を問わず返品できる。
- いつでも退会できる。
- 日本のお店にはない雰囲気がありレジャーの代わりになる。
- オリジナル商品(PB)が充実している。
- 世界中のコストコが利用できる。
- ワンストップショッピンが可能。宝飾品、眼鏡、写真、調剤、etc,
1、コストコの商品は本当に安いのか?
まず、入会される前に躊躇する理由として皆さんが考えられるのは
本当に会費を払っても元が取れるだけ安いのか?ということだと思います。
これを、簡単に証明する方法は、インターネット検索でコストコ通販などと入力、または楽天やヤフオクなどでコストコと入力してみてください。
タイトルにコストコと含まれなくても、一度でも店舗で商品をみたことがある方は、”これってコストコで見たことがある”という商品がネット上で多く見つけることができると思います。
日本のコストコは直接はネット販売を行っていません。(アメリカはやっています。)
ということは、多くの方がコストコで仕入れてそこに利益をのせて販売しているということです。
それでも、売れていて利益がでるから多くの方がやっているわけです。
しかし、ホールセールというのは卸売りという意味なので一つの商品をまとめて買うことが多くなります。
つまり、一人暮らしで一度に同じものが大量にあっても困るという方には当然利用価値は低くなります。
なので、コンビニと比べて安いというのは、利用目的が違うのであまり意味をなさないのです。
しかし、自分にとって利用する価値があるかどうかを見極めるには実際に店舗に入り、しばらくの間利用してみるしかありませんよね。
ただ、年会費がもったいないからそんなことするぐらいならやめとこうと思う方は多いと思いますがその心配は無用です。
悩んだら一度入会してみた方がいいのです。
それは、なぜか?
後ほど、ご説明いたします。
2、他のお店では販売してない(できない?)商品がある!
皆さんは、下の写真のような商品を実際の店舗で販売しているのを見たことがありますか?
今回は、わかりやすいようにアメリカチックな大きなものを集めてみましたが、こんな商品がお店の中に普通に陳列されています。
基本的に、さまざまなものがビッグなのですがその他にも驚くような商品がいたるところにあります。
実際に買わないとしても、見ているだけで何だか楽しい気分になるのは自分だけではないようです。
3、試食販売やデモ販売が充実
コストコでは、平日でもかなり多くの場所ででデモ販売が行われています。
週末はデモ販売の列で前に進むことも困難なほどなので少し改善してほしいところではありますが、とにかく数メートル歩くと次のデモがあるといった感じです。
その種類も様々で、ブレンダー、洗剤、ワイン、ステーキ、惣菜、刺身、コーヒーなどなど本当に色々で順番に試食していくだけでレジに到着するくらいにはお腹がふくれてお昼はいらないというときもあります。
特に、子供たちは大喜びです。
実際に、量が多いので買おうかどうか悩むものが多く実際に試せるとありがたいものが多いのでいい作戦だと思います。
ただ、それでも買ってみて失敗した商品は多くあります、それでも大丈夫なのです。
その、秘密はまた後ほど説明しますね。
4、買ったものはどんな理由でも返品できる!?
これって、普通の日本人の感覚だと、
本当に? なんだかんだ理由つけられて結局できずに不愉快になるだけなんじゃないの?
と思ってしまいますよね。
でも、本当なんです。
例えば、
ケーキ(これもとにかくでかい)を買って、半分くらい食べたけど飽きちゃって食べきれない。
といったケースだとどうでしょうか。
他のケーキ屋さんなんかでそんなことしたら 呆れられてつまみ出されてしまいそうですが。。
可能なんです。!!
実際、残りのケーキを持っていくのも面倒くさいし、腐れちゃうし、という場合は電話して返品したいというと残りのケーキは破棄してください。 と大体の場合はいわれると思います。
そして、後日 電話でケーキを返品したい旨を連絡したんですけどとカードを作ったカウンターで伝えると半額ではなく全額返金されます。
私の場合はその金額以上のストレスがかかるので、そんなことはできませんが できてしまうのは事実です。
個人的には、ここまでするのは正直者は馬鹿をみる的な感じで違和感を感じるのですが、コストコとしてはそこでいろいろともめて説得するのにかける時間をコストだと考えるとさくっと返金した方が得だし、気持ちよくこれから色々買ってもらった方がいいということのようです。
なかなか、日本のお店ではまねできない戦略ですよね。
5、いつでも退会できる。
買った商品を返品できるように、退会したい場合はカードを作ったカウンターで解約したいと伝えるだけです。
つまり、今年7月1日にしたとしましょう。そして、次の年の6月30日に解約を申し出ると年会費全額が返金されます。
つまり、入会するかどうかを悩んでいたら一度入ってしまった方がいいわけです。
だって、全額戻ってくるから!
だから、先に説明したように自分にとって得かどうかわからないから入会するのはやめとこうというのは損なのです。
いったん入会して、じっくりと検討してからでも遅くはありません。
しかし、一度退会するとそこから一年間は再度入会することはできません。
同じ住所の人は入会がブロックされる仕組みなので、極端にいうと引っ越す直前にひとまず解約して違う住所で登録するのは可能だということです。
わざわざ、このために引っ越す人はいないと思いますが、たまたま引っ越すというかたは覚えておいて損はないかもしれませんね。
6、レジャーの代わりになる。
一度、店内に入るとその広さにびっくりされると思います。
アメリカのコストコに行かれた方はわかるかと思いますが、あらゆるものがアメリカと何ら変わりがありません。
そこはまさにアメリカなのです。!
友人のアメリカ人と買い物にいくとあまりにそのままで、懐かしくて涙ぐむ人までいます。
なので、ちょっとアメリカに行ってきた的な感覚を味わえます。
週末に雨が降ってる時は、晴れの日のより店内が混んでいるのはアウトドアの予定だった人がレジャー代わりに来ているからなのです。
7、コストコオリジナル商品であるKS(カークランドシグニチャー)がすごい!
近年は、セブンイレブンやイオンなどの全国展開のお店も他店の差別化のために多くのPB(プライベート)商品の開発に力を入れていますよね。
これは、いわゆるメーカー品(ナショナルブランド)の同程度の商品よりも2割程度安くなるように設定されているかと思います。
実際に作っているのは当のメーカーだったりするのですが、全量買い取りや広告費がいらないなどの理由により安く販売することが可能となります。
コストコではこのPBに相当するのがKS(Kirkland Signiture)ブランドなのです。
その商品の数は数えきれないくらい多いので店内で写真の左上のマークを目印に探してみてください。
世界規模で様々な商品を調達しているボーダレス企業ならではのお得な商品が数多く存在します。
最近はコストコで品薄状態が続いていますが、キッチンペーパーなどは特におすすめの商品といえます。
8、日本の会員証は他の国でも使えるのか?
現在コストコは、世界9か国で展開しています。
海外旅行で行った国でもコストコにいってみたいですよね。
大丈夫です。
日本の会員証を堂々と出しましょう。
しかし、残念ながら会員番号は国ごとにシステム上でリンクはしていないのでレジをそのまま通ることはできないので、国によってはメンバーシップカウンターで日本のメンバーであることを説明してテンポラリー番号を発行してもらいましょう。
当然ですが国によって扱っている商品に特徴がありますので世界中のコストコを回ってみるのも楽しそうですよね。
スペインのコストコでは生ハムが1本まるまるでうってました。すごっ><
9、さまざなジャンルの商品がある!驚きの商品も。。
コストコには2000万円以上する商品も売っています。
それは、なんだかわかりますか?
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それは、ダイヤモンドです。
コストコでは、ダイヤや真珠、ロレックス、ブルガリなどの宝飾品もありますが、お肉、鮮魚、タイヤ、ゲームソフト、本、下着、ホットドッグ、トイレットペーパー、車のタイヤまで1つのフロアで販売されています。
こんなお店は日本にはなかなかないですよね。
なので、家族で買い物にいって誰かは楽しんでるけど、誰かは楽しめないということがないのです。
お父さんもお母さんも、そして子供たちも何か興味があるものがあるものが必ずあります。
そして、前にも書いたように絶対に自分たちは買うことはないだろうけど、買えたら楽しいだろうなというような商品もいっぱいです。
だから、家族でレジャー代わりに行くことが可能なわけです。
いいことばかり書いちゃいましたが、別にコストコ回し者ではないのであしからず。。
人によっては年会費払ってまでいく必要はない場合もあるとは思いますが、せっかく近くにできたら1度は入会してみても損はないとおもいますよ。
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