しわ、シミ、たるみ、くすみなどで気になる老け感!
肌の老化の原因で何が思い浮かびますか?
よく聞くのは「酸化」だと思います。
酸化とは紫外線を浴びることで肌が錆びていくことです。
しかし、最近は酸化だけではなく糖化が大きく影響してきていることがわかってきました。
糖化って何?
肌のくすみやたるみの原因になっていると言われている糖化。
その影響は肌にとどまらず、骨や筋肉の老化も進めているといわれています。
では、体内ではどのような現象が起きているのでしょうか?
糖化は糖質の過剰摂取により、消費しきれなかった余分な糖分が体内のタンパク質と結びつくことにより、
AGEs(最終糖化生成物=Advanced Glycation End Products)と呼ばれる老化物質が作られてしまうことです。
AGEsは体内で生成されると分解されることはなくそのまま体の中に蓄積されていきます。
これが血管内でたまると糖尿病や動脈硬化の原因となります。
骨で蓄積されることで骨粗鬆症などを引き起こします。
AGEsが肌に蓄積することでコラーゲンの代謝サイクルを阻害して肌の透明感や弾力性が失われていきます。
砂糖を火にかけるとすぐに真っ黒なカラメル状になりますが、体内の余分な糖分が焦げたような状態になってしまうのです。
このようなことからAGEsはお肌のみならず、健康を蝕み様々な老化現象をを引き起こす元凶とも考えられ医学的にも注目されています。
[adsense]糖化を防ぐ5つの生活習慣
糖化を防ぐためには、サプリや化粧品に気を付けるだけではなく、
日常の生活習慣が非常に大事になります。
どのようなことに、気を付ければよいのかをまとめました。
食後の軽い運動
食後は当然血糖値が上昇します。
それを下げるためには適度な運動を行うことが効果的です。
血糖値は食後1時間程度で上昇を始まます。
そのタイミングに合わせて、息が上がらない程度の有酸素運動を行うと急激な血糖値の上昇を防ぐことができます。
ですので、ウォーキングなどは食事の前よりも食後に行う方が効果的です。
GI値の低い食品
GI値とは、ブドウ糖による食後の血糖値の上がり方を示す指標のことです。
このGI値が低い食品ほど、食後の血糖値の上昇が緩やかです。
つまり、体内で糖化が進みにくい食品であるということが言えます。
GI値が低い食品の代表的なものは
野菜であれば、ほうれん草 ブロッコリー 小松菜などの緑黄色野菜。
お肉であれば、鶏肉が最も低く、次に豚肉 牛肉の順番になります。
魚介類では、まぐろ イカ あさり などがおすすめです。
その他には、大豆などの豆類、きのこ類、海藻類もGI値が低い食品です。
食べる順番を考える
食事内容が同じであっても、食べる順番によっても血糖値の上がり方は大きく異なってきます。
重要なことは、まず最初に野菜やきのこ類、海藻類などの食物繊維を多く含むものから先に食べることです。
これらの商品を先に胃の中に送り込むことで、その後から食べる食品からの糖分の吸収が穏やかになるので血糖値の急激な上昇を抑えることができるのです。
これらの商品を先に食べることで、早めに満腹感を得ることができ食事全体の量を抑える効果も期待できます。
ゆっくりよく噛んで食べる
ゆっくり噛んで食べることで、満腹中枢が刺激され少なめの量でも満腹感を得やすくなります。
食べる量がすくなるので摂取する糖分もすくなくなり血糖値の上昇を抑えることにつながります。
抗糖化成分をサプリやコスメで効果的に摂取する
最近は、糖化を予防するための成分が入ったコスメやサプリが多く販売されています。
メーカーによって特徴はことなりますが、ドクダミやヨモギなどの植物が抽出された成分が使用されています。
美白成分とはことなるので目的別にチョイスするようにしましょう。
[adsense]糖化を防ぐ食品と予防対策成分
血糖値が上昇が穏やかなGI値が低い食品を食べる食事療法が最も大事な対策であることは間違いありません。
しかしながら、GI値が高い食品でも代替が効かない栄養素もあるので GI値の低い食品だけを食べれば良いかというと必ずしもそうではありません。
そこで重要なのは、単にGI値が低い食品だけではなく糖化を抑えてくれる成分を含む食べ物です。
糖化を抑えてくれるといわれている食べ物については諸説ありますが、現在の段階で一般的に信頼のおける食材は以下の通りです。
- しょうが
- キャベツ
- レタス
- リンゴ
- シナモン
- ブルーベリー
- レモン、オレンジなどの柑橘類
- 食物繊維を多く含むと言われているもの
最も抗糖化力が強いと言われているのは生姜だといわれています。
先に述べましたが、糖化とは消化できなかった糖が体内のタンパク質と結合することで、AGESという有害物質が発生することで起こります。
この現象により、本来機能すべきタンパク質がなくなることで肌にしわやたるみがおこり、血管の柔軟性がなくなることで動脈硬化を引き起こし、髪のたんぱく質が減少することで髪の艶と張りが無くなり、骨のコラーゲンが減少することで骨粗しょう症を発症するといった、いわゆる老化現象につながっていくのです。
生姜の成分である「ジンゲロール」と「ショウガオール」などが有効であるとされています。
インドの国立研究機関の実験では生姜はこの糖分とタンパク質の結合を阻害する効果が高く、結合の阻止率が93%であったと言われています。
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糖化に有効な成分をサプリで補くことはできるのか
抗糖化作用を体内で効率的に働かせるには、ある種の成分を単体一種ではなく、複数をバランス良く用いることが重要です。
抗酸化成分入りのサプリを選ぶ際には重要なポイントが2つあります。
糖が吸収される速度を緩やかにする成分であるのか、それとも糖化反応そのものを阻害する成分であるのかということです。
更には出来てしまったAGESを効果があるYACエキス(ヨモギ抽出成分)というものがあります。
糖の吸収速度を穏やかにする成分
- クエン酸
- 難消化性デキストリン
- 豆鼓エキス
- 小麦アルブチン
- サラシア
- アルファリポ酸
糖化反応そのものを防ぐ成分
- 桜の花びらのエキス
- 混合ハーブエキス(AGハーブMIX)
- アルサージβ
- カルノシン・アンセリン
- アルギニン
AGESそのものを分解する成分
- よもぎ
- シャクヤク
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活性酸素を阻害する抗酸化力の強い物
体が酸化していると、糖化も進みやすいと言われています。
同時に、抗酸化力も高めることが重要となります。
ポリフェノールを多く含む食品は、
- 色の濃い果物
- ワイン
- 緑茶、コーヒー
- カカオ豆
- 大豆食品
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代表的な糖化予防に効果のある成分
アルギニン
糖化は、糖とたんぱく質とで起こる反応ですが、
この反応を起こす前に、糖と反応するアルギニンを加えると、たんぱく質の代わりにアルギニンが反応を起こし糖化現象を防ぎます。
アルギニンは天然に存在するアミノ酸の1つで、成長ホルモンを増やしたり、免疫力をあげたり、体の働きを活性化させる効果があります。
また、糖化の影響で挙げられているアルツハイマー病、認知症の発症予防も期待されています。
実際、認知症の治療として用いられているものだそうです。
鰹節、大豆、豚ゼラチン、鶏肉、エビなどが多くのアルギニンを含んでいます。
サプリで摂取する場合の注意点
アルギニンはアルカリ度が高いので、摂り過ぎるとが粘膜が炎症を起こすことがあります。
酸性度の高いクエン酸と飲むことで中和されます。
に摂取すると効果的です。
南米ペルーの高地に自生するマカはアルギニンを多く含みます。
現地では昔から滋養強壮剤として古代より生活に取り入れられてきた物です。
NASAの宇宙飛行士はストレスの軽減のために、マカを宇宙食として取り入れているそうです。
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アルファリポ酸
アルファリポ酸は体内の糖類を消費しやすくすることでタンパク質との結合を阻害しAGEsの発生を抑えてくれると考えられています。
また強い抗酸化作用も持っているので、酸化したビタミンEやビタミンC、コエンザイムQ10を再生することでできる復活を能力を持っています。
アメリカでは糖尿病の治療にも使われています。
HLA遺伝子と呼ばれる白血球の型をもつ人の場合は自発性低血糖症が起こる可能性があるので注意が必要です。
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アルファリポイック酸
アルファリポ酸と同じ効能だが、2倍のパワーを持つと言われています。
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